コラム

アクションを起こすことによって物事は良い方向へと進む

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アクションを起こすことによって物事は良い方向へと進む

 能登祐子さんは夢工房咲く・咲くの代表。能代市で長年地域づくり活動に力を入れて活動されている方で、現在能代市自治会連合協議会の会長を務めておられます。
 今回は、能登さんが地域づくり活動の中で最近特に力を入れている、SDGsの分野についてお話を聞きました。

活動のきっかけ

能登さんがSDGsに興味を持ったのは、片山健也氏(北海道・ニセコ町長)の講演を聴いたことからでした。

ニセコ町は早くからSDGsに関する取組に力を入れており、内閣府から「SDGs未来都市」として選定されるなど、この分野に関しての先進自治体です。

能登さんはニセコ町の取組が、自分の力の入れている持続可能なまちづくり・相互扶助の社会づくりに必要なものだと感じ、この出会いをきっかけに、2019年に能代市で、片山氏を招聘しての講演・パネルディスカッションを開催します。

2021年には「SDGsを親子三世代で学ぼう」、という趣旨からときめき工房・ねま~るを仲間と一緒に立ち上げています。SDGsに深く関わる「地産地消」という観点から、畑で作物を育てるところから始めて、ジャムやお菓子などを作る体験活動を行ったり、家族で環境について学ぶ講演会を行うなど、SDGsの普及活動を進めてきました。

この講演会を聴いた能代高校の生徒が、自分たちもSDGsに関わる取組をしてみたい、と相談を受けたことから始まったのが、高校生主体で企画運営を行っている「アースデイ能代」です。

活動の現状

能登さんのSDGsへの取り組みは高校生を初めとして徐々に広がりを見せているところですが、現在は能代市、さらに秋田全体に取組を広げる道半ば。今、特に苦労されている点として、さらに取り組みを広げる上でのマンパワーが足りないということをおっしゃっていました。若い人たちのサポートや、取組の普及活動を進めるにあたり、取組に参加する人がもっと増えてほしいという思いがあるそう。そんな中、最近では東京の大学生を連れて手伝えないかと声をかけてくれる方がいたりと、協力してくれる方も増えているそうです。

コロナ禍で人と人との距離が離れることを余儀なくされる中で、SDGsの根本には「人と人とのつながり」があるようです。

取り組みの展開

能登さんは人と人とをつなげることが得意分野。現在新たな取り組みとして、八森で採れた海の資源を男鹿市の男鹿海洋高校の学生に協力してもらい、缶詰として地元販売する計画を進めています。

また、その計画を進める中でアースデイ能代の取組に共感された方がおり、新たに「アースデイ男鹿」が開催されるとのこと。

能代市では、地元産品をふるさと納税の返礼品とする取組を、能代松陽高校の生徒と協力して行っています。

アースデイ能代も次の学年の高校生に引き継がれ、この地域でSDGsに関する取組が継続・拡大する芽が育ちつつあります。次世代へと取組を引き継いでいくのも「持続可能な社会づくり」に大事な要素ですね。

アースデイ能代は能代市役所前のさくら庭でイベントが行われますので、地元の若者が頑張っているのを応援する意味でも、皆様ぜひ足を運んでください。

地域の皆さんへのメッセージ

「何事もやってみること、アクションを起こすことによって物事は良い方向へと進めることができる。また、新しいことをどんどん学んでみるというのが大切」

SDGsへの取組というのは、新しくて横文字で分かりにくいという感じもしますが、何も難しいことではありません。例えば、ゴミを道に捨てないだとか、地元の食品を優先的に選ぶだとか(商品の輸送で発生するCO2の削減につながります)、食べ物を無駄に買わない・買いすぎた食べ物を寄付してみるだとか、マイボトルを職場に持って行くだとか、個人で取り組むことができることがたくさんあります。

あきた白神の皆様も、SDGsについて、身近な取組からアクションを始めてみませんか?

夢工房咲く・咲く 代表 能登祐子さん

アクションを起こすことによって物事は良い方向へと進む

 能登祐子さんは夢工房咲く・咲くの代表。能代市で長年地域づくり活動に力を入れて活動されている方で、現在能代市自治会連合協議会の会長を務めておられます。  今…